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Up date/2012.05.25
昨年の世界ユース金メダリストが登場
日本人選手に勝負する気持ちはあるのか!?
関東インカレが終了したが、個人的に最も気になったのが、2部5000mで独走したウィリアム・マレル(創学大1)だ。優勝タイムは13分25秒82で、日本人選手は1000mしか付くことができなかった。毎年のように留学生が大学陸上界に登場するが、マレルはこれまでの留学生とは格が違うようだ。
マレルはケニア代表で出場した昨年の世界ユース選手権3000mの金メダリスト。18歳未満の世界大会で大会新の7分40秒10で突っ走っている。ちなみに日本人は廣田雄希(西脇工)の10位(8分13秒65)が最高だった。マレルはすでに5000mで13分09秒の記録を持っているという。日本記録(13分13秒20)を上回るタイムを持つ大学1年生に、学生ランナーたちはどんな戦いを挑むつもりなのだろうか。
近年の箱根人気は凄まじく、箱根駅伝で少し活躍すればチヤホヤされる時代だ。実業団駅伝があることもあり、個人種目では日本選手権に出場できないレベルの選手でも好待遇での勧誘が待っている。これが長距離以外の種目だと世界大会出場レベルでも、競技に専念できる企業に就職するのは難しい状況だ。日本の長距離選手たちは自分たちが恵まれすぎていることをしっかりと理解して欲しい。そして、世界を目指すためには、貧困から脱出するために競技に打ち込むアフリカ勢と戦っていかなければいけないことを、学生のうちから知っておくべきだ。マレルとの差は正直大きいと思う。しかし、世界で戦う意欲のある選手たちに、マレルへの真っ向勝負を期待したい。








